土曜日に学校に泊まりに来ていた、お客さん3グループで約30名。
ラフティングは増水のため中止、主要道路は通行止め。
それでもおのおのBBQしたり、宴会したりして楽しい夜を過ごしました。

ところが、降り続く雨がおさまらず、翌日もすべての道路が通行止め。
そこらじゅうから雨水が吹き出し、どこが崩れてもおかしくない状態。
そこへ、近所の住民10名ほどが
吉野川の増水が心配で、避難して来られた。

少なくとも月曜日の朝までは、避難所状態を覚悟し炊き出しの準備にかかる。
宿泊客の中には、たまたま青年海外協力隊のOB/OGもいて段取りはスムースだった。
皆の食料のあまりを出し合い、この日予定していた夏祭り(当然中止)の食材をお借りし、
近くのスーパーにも買い出しに行き、約40人分の昼・夜・朝の食事を確保。

元協力隊や主婦たちで食事の準備、その他は、学校の体育館でレクレーション、
図書室の本を読み、DVD鑑賞、トランプやゲームで時間を潰す。

 

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夕方になると、県外から遊びに来ていた3人組が帰れなくなり避難してきた。
5人組の土建屋さんも、広島からの帰りに通行止めに合い、避難してきた。

とにかくいろんな人たちが、みどりの時計台に避難してきたけど、
こういう時の日本人て本当に素晴らしいと思う。
初の避難所経験は、地域の自主防災を考える良い機会となった。

この周辺の避難所は公民館に指定されているが、
公民館自体が土砂崩れや河川増水による浸水の恐れがある場所にある。
しかも広さも十分でない。

学校ならそのいずれも問題ないので、
避難時に必要な物資を備蓄しておく必要性を改めて感じた。